Kazuo Haraya
Aichi, Japan.
Kashimono/Karimonoを世界の共通語にという理念のもとに、製品を制作販売しています。
皆さんのお力をお貸しください。
Kashimono/KarimonoTシャツに込めた願い。
「かしもの・かりもの」という言葉は、多くの人にとっては聞きなれない言葉でしょう。
これは、人間の体は大いなるものから借りているものであるということです。
つまり、私たちが生活していくうえで、私たちにエネルギーを与えてくれる宇宙や大自然。大いなる存在から体を貸し与えてもらっているという意味です。
ですから、私たち人間から見ると、自分自身の体は借りているものになります。
すぐには理解できないかもしれませんが、私たちは自分自身の体を思い通りに動かせているようで、案外、自分の意志とは全く違う病気や不調に悩まされたりします。
また、自分の物だからと無理に使うと、体は私たちの意志とは関係なく疲れ果て動かなくなったりします。
何より、私たちの肉体は期限付きで、いつかはこの肉体を去らなければいけません。
つまり自分自身の自由に使えると思っている肉体は、私たちの預かり知らぬものに運命をゆだねているところがあるのです。
私がこの「Kashimono/Karimono」という言葉に込めた想いは、自分の体を期限付きの大いなるものからの賜物と考え、大切に使おうということです。
そして、自分の体が大いなるものからの賜物であるように、自分以外の人々の体も同じように大いなるものからの賜物であるから、大切にしようということです。
人を人とも思わない出来事が繰り返される世の中で、わずかでもこのような考えに触れて、繋がり合いたいという思いを込めて、このTシャツを販売しています。